【剣盾S10使用構築】対面カビパッチウーラオス【最終515位/レート1953】
はじめまして。かげろーと申します。
今回は、剣盾ランクマッチで初最終3桁を達成したということで、記念に構築記事を書いてみようと思います。
構築記事を書くことは初めてなので、稚拙な文章になってしまうかもしれませんが、最後まで目を通していただけると幸いです。
【結果】
TN かげろー 最終515位/レート1953
【使用構築】
【コンセプト】
・欠伸カビゴンの対面操作から水ウーラオスorパッチラゴンを通す。
・どこで攻めるべきか、引くべきか、ダイマを切るべきかをよく考え柔軟に立ち回る。
【構築経緯】
シーズン序盤はヒトムアシレナットのサイクルパを使用していたが、順位が上がっていくにつれ、簡単に行動が読まれてしまうことが多く、なかなか勝つことができなかった。
そこで、シーズン中盤から、以前使用してみて使用感の良かった欠伸カビゴンを軸として構築を組み直した。
「欠伸」による対面操作+物理アタッカーへの切り返しとなる「カウンター」を持ったカビゴンの使用感が良いと考え構築をスタート。
後述するパッチラゴンの対策となる地面タイプに強く、ダイジェット+雨下での制圧力が高いと感じたため水ウーラオスを採用。
今期最強ポケモンであるパッチラゴン。使わないのはもったいないと考え、とりあえず採用。
「じたばた」による切り返し、「こらえる」によるダイマ枯らし性能が優秀と考え、地面+襷枠としてホルードを採用。
シーズン中盤から急増したモロバレルやアローラキュウコンへの対策として身代わり残飯ガルドを採用。
ここまでできつい特殊アタッカー(リザードンやガマゲロゲ)への対策及び構築のフェアリー枠としてチョッキアシレーヌを採用し、構築が完成した。
【個体紹介】
・カビゴン@フィラのみ ※キョダイ個体
性格:腕白
特性:くいしんぼう
実数値:267(252)-130-128(252+)*-130-51(4)
技構成:空元気/ヘビーボンバー/欠伸/カウンター
構築の核となるポケモン。
クッション性能が高く「欠伸」による対面操作と「カウンター」による物理アタッカーへの切り返しが非常に強いと感じた。
HBに振り切ることで陽気珠パッチラゴンの「電撃嘴」、ウーラオスの「インファイト」を確定で耐えることができ、とりあえず選出して雑に技を選択するだけでも多少は活躍してくれた。
「ヘビーボンバー」の枠は最後まで悩んだが、アシレーヌの「身代わり」を割ったり、ダイマックスをしてBを更に上げることもできるので、結局最後まで使い続けた。ただ、パーティ単位で受け回しがきつかったので、命中すれば一気に勝ちの可能性が広がる「地割れ」を採用しても良かったかもしれない。
・水ウーラオス@命の珠 ※通常個体
性格:陽気
特性:不可視の拳
実数値:175-181(252)-121(4)-*-80-163(252+)
雨下での「水流連打」の抜き性能が非常に高いポケモン。
「水流連打」を受けにくる草タイプのポケモンが環境に非常に多い+抜き性能を上げるためダイジェットの元となる「燕返し」を採用した。
命の珠を持たせることで想定外の火力を相手に押し付けることができ、安易な受け出しを許さなかった。ただ、ゴツメ持ちのポケモンに水流連打を選択してしまうと命の珠ダメと合わせてHPが大幅に持っていかれるため、そこだけは慎重に立ち回る必要があった。
・パッチラゴン@弱点保険
性格:意地っ張り
特性:はりきり
実数値:191(204)-154(156+)-111(4)-100-91(4)-113(140)
技構成:電撃嘴/逆鱗/火炎放射/燕返し
-調整意図-
H:16n-1
S:準速60族抜き、S+1で最速100族抜き
A:余り
環境のトップ。
強かったが、急増していたオーロンゲピクシーやピクシーヌオーラッキーといった並びがきつく、終盤はあまり選出しなかった。
持ち物はなんとなく弱点保険を持たせたが、発動機会があまりなく、何を持たせるべきだったのかがよくわからなかった。よくよく考えてみると鬼火や催眠を撒いてくるポケモンが環境に多かったのでラムのみが良かったのかもしれない。
記事を書いている際に気づいたが、意地っ張りミントではなく陽気ミントを使った個体を使用していた。なぜ気づかなかったのだろう。要反省。
・ホルード@気合の襷
性格:陽気
特性:力持ち
実数値:161(4)-108(252)-97-*-97-143(252+)
技構成:地震/じたばた/こらえる/電光石火
ダイマアタッカーへの切り返し枠。
ダイマックスは1回もしなかったかもしれない。
技構成はオーソドックスなやつ。相手が対面寄りの構築だったときのみ選出した。
・ギルガルド@食べ残し
性格:控えめ
特性:バトルスイッチ
実数値:167(252)-*-168(60)-99(156+)-161(4)-85(36)
技構成:シャドーボール/ラスターカノン/身代わり/キングシールド
-調整意図-
どう努力値を振れば良いかわからなかったため、実況者のくろこさんが使用していたものをそのままパクった。
環境向きの配分だったかどうかはわからないが、あまり困る場面がなかったのでこのまま使い続けた。
今期かなり強かったと感じたポケモン。
「身代わり」を採用することでシーズン中盤から急増していたアローラキュウコンやモロバレルにめっぽう強く出ることができ、優位に立ち回ることができた。
ただ、相変わらず択を生むポケモンで使いこなすのが難しく、こいつより早い地面タイプに上から殴られたり、身代わり瞑想アシレーヌの起点になったりと明確な弱みがあった。
基本ダイマックスはしないが、場合によっては切ることもあり、それで勝った対戦もいくつかあった。
・アシレーヌ@突撃チョッキ
性格:控えめ
特性:激流
実数値:175(156)-*-116(172)-171(76+)-137(4)-93(100)
技構成:熱湯/ムーンフォース/エナジーボール/アクアジェット
-調整意図-
H:16n-1
HB:特化鉢巻ウーラオスの雷パンチ確定耐え
S:準速ドサイドン抜き
C:余り
特殊アタッカーを始めとした色々なポケモンと殴り合いたかったので、HBに多く努力値を割いたチョッキ型での運用。
撃ち合い性能が高く、ダイマックスをせずとも多くの対戦で活躍してくれた。ダイマックスをしてももちろん強く、ダイストリームをすることで後発の水ウーラオスと抜群のシナジーを誇り、2体で相手を詰め切る対戦も何回かあった。
「エナジーボール」の枠はガマゲロゲ対策で入れていたが終盤はあまり見なくなったことと、草、毒タイプの急増を考え、「サイコキネシス」や「吹雪」を採用しても良かったかもしれない。
「アクアジェット」は何かと便利だったため最後まで使い続けた。
【選出パターン】
・基本的には +or+@1で選出していたが、絶対的な選出パターンは特には決めていなかった。強いて言うなら、orが相手のパーティーにいる場合はを出すようにしていた。
・偏った選出はせず、相手のダイマエースポケモンにパーティを崩壊させられないよう注意し、バランスの良い選出をすることを心がけた。
【さいごに】
8世代から本格的にランクマッチを始めましたが、S10にしてようやく最終3桁を達成することができて嬉しいです。
今度は最終3桁前半を目標に頑張りたいと思います。
ここまで閲覧していただきありがとうございました。